窪美澄さんは私が勝手に注目している作家さんです。
まだ読んでいる本は少ないのですが、最初に読んだ
『夜に星を放つ』がきっかけで、とても好きなタイプの作家さんだなと思い、
その後新刊など出たら読もうと注目していました。
そしたら、オーディブルで出てきたのが、今回読んだ『私は、女になりたい』でした。
この本はもともとチェックはしていて、いつか読もうとメモには入れてありました。
読む本がありすぎて、いつもタイミングを見計らっています。
窪美澄さんの文体がなんだか私の心には届きやすく、入り込みやすいです。
気になる言葉が散りばめられているので、飽きが来ることがなく最後まで読めちゃいます。
とんがっててグサグサ刺さると言うよりは、先端は丸っこいから刺さりはしないけど、どんと胸に重くのしかかるような感じです。
それが読んでいくうちに、身体中に浸透して、気づいたらいろいろ考えさせられていると言う状態になる。
でも楽園でもなく地獄でもなく、ありのままの現実を優しく突きつけられているみたいな感じでしょうか笑
なんか好きなんですよね。
全部の本を読みたいと思わせる作家さんの一人です。
必ずコンプリートいたします!!
今日のいっぽ🐾
逃げることなく現実を見ることは生きた心地がして良い気分である