夜行観覧車 上流下流ぐるぐる回り見える幻の世界

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湊かなえさんの『夜行観覧車』は人気でドラマにもなったお話みたいです。

すごい胸の詰まるお話でしたが、イヤミスの女王として人気の湊かなえさんの中ではライトな方なのかな!?

娘の母親への癇癪が苦しかったですね。

人によく見せたいという自分の欲、承認欲求とか、上流に見えている家庭や自分の方が下流だと思いっている家庭の上流への妬み嫉み。ものすごく小気味悪くドロドロと表現されていて圧巻です。凄すぎて胸にへばりついて取れない笑

そもそも何で人間は人間を階級で分けたがるんだ!?

線引きはどこから・・!?
お金持ちだと上流なのでしょうか。
どれくらいのお金持ちから上流なのでしょうか。
無理してお金持ちの地域に家を買ってその自分の背伸びに苦しみ続けている家庭。
なんで背伸びしたがるんでしょうかね。

いい地域と呼ばれる場所は治安がいいから子育てに安心とか。
そういう考えは確かにと共感できる部分はあるから、自分もそういうランクを無意識につけてしまっているのか・・と思うと恥ずかしいとも感じる。

じゃぁ何も気にせずどこでもいいのかとなると、それも疑問。

人を上に見たり下に見たりは違うと思う。
自分は自分でそれだけ。という感じだなと思いながら読み進めたりもしました。

結局自分が普段見えているものは幻のように感じました。

先入観はや、決めつけはとても怖いから、意識的にしないようにはしています。

”夜行観覧車”というタイトル読み終わるとものすごく怖く感じます。

現実であり幻の世界はぐるぐる回っている・・

湊かなえさんのミステリーは、ドロドロ体験したい方におすすめです!

今日のいっぽ🐾
自分が見ているものは幻かもと思え