とても素敵な物語を読みました。
嶽本野ばらさんの本は初めてです。
ロリータファッションの牽引者。
初めてロリータファッションについて少し知ることができました。
細かく分けるとたくさん種類があるんですね。知らなかったです。
ゴスロリくらいしか聞いたことがなかった・・。
この本は短めですが、内容のボリュームがあります。
誰もが一生のうちにぶつかるであろう、愛する人の死について考えさせられます。
去る方と去られる方の似ても似つかないような苦痛をほんの少し体験すると
いずれ自分もこのような経験をするかもと考え、泣けてきました。
死ぬことの意味はあるのか、生きることの意味はあるのかというのを、
一週間後に死んでしまう病気の女の子が教えてくれます。
死ぬことの意味はない。
って。
確かに生きることについて考える哲学者はたくさんいるけども、死んだ後の感想は誰にも聞けないし、死んで意味があったのかを誰かに確認する術がないから掘り下げられないですもんね。
だから生きている私たちは答えはわからないままです。
死に直面している人がそれを分かり得る一番近い場所にいるのでしょうか。
そんな気持ちを考えさせられました。
生きることの意味とは・・・。
ぜひ読んでみてください!
今日のいっぽ🐾
死ぬことの意味はない