めちゃめちゃ良かった〜〜〜!!!
本を読み終わり、映画も観てきました。
Colleen Hoover さんが著者である、”IT ENDS WITH US”
日本語の邦題は『ふたりで終わらせる』です。
実に贅沢な時間!
まず、Colleen Hooverさんはアメリカでとても人気の作家さんで大ヒットしているというのは知っていて、ものすごく気になっていました。
ロマンスやヤングアダルトの小説を書かせたら右に出る者がいないというくらいアメリカの若者に大人気みたいです!!アメリカでも紙の本離れがと言われてたみたいですが、この方の本は凄まじく人気で売れまくっていることを知ってから、もう気になりまくっていました。
いつか必ず読もうとは決めていましたが、積読が多いので何冊後かな〜という感じでもうちょっと先かなと思っていたところ、日本で映画が公開されると知って全部すっ飛ばしてすぐに読むことにしたのです!
結果本当に読んで良かったと思える濃厚な内容でした。
ロマンスだけの明るく楽しい内容がメインではなく、辛く重いシーンもあります。
誰にでも起こり得る、虐待や貧困、幼少期のトラウマなど、目を背けられない現実を突きつけられ、真正面から考えさせられました。
自分が渦中にいないと、どうしても自分には関係ない問題、絶対あり得ないと人は感じてしまうものだけど、誰にでも起こり得るものだと。
また、傷つけられる側の方につい目が行きがちだけど、
自分が気が付かないうちに、傷つけている側になり得る可能性は誰にでもあると思う。
今までは、もし殴られたりしたら絶対にすぐ私なら離れるなと思っていたのですが、
これを読んだ後は、殴られても殴られても離れられない人の気持ちがどういうものなのか、
よく理解ができました。
依存や愛やいろんなものが絡み合い一筋縄では行かないというところがものすごく繊細に描かれていました。
いろんなことを考えさせられるものすごく濃厚な内容なのですが、
何よりも私が魅力を感じたのが希望のストーリーであるということ。
そして、女性の真の強さが描かれているところ。
そのパワーと美しさにとても引き込まれました。
読み終わった後の光放つ余韻と、最後にタイトルの良さがあぁぁぁ〜っと胸に響く。
とても美しいお話でした。

特別カバーはこんな感じでした。
次回は映画のお話します♪
今日のいっぽ🐾
自分には関係ないよと思うことは、だいたい関係ある