映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』

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『ぼくが生きてる、ふたつの世界』観てきました。
映画は好きで定期的に映画館に足を運びます。

今回この映画を選んだ理由は、とにかく口コミが良かったということ(笑)

自分の好みはもちろんですが、その日の気分てありますよね。それを絶対に外したくない!という気持ちがとても強いので事前に口コミをさらっとチェックします。いつも Firmarks でチェックしてます。そして、その日の自分の気分と上映時間がピッタリ合うと観に行くことが多いです。

本で読んで、のちに映画となった作品はを観ることは多いですが、今回は初の逆パターンでした。

映画を観た後に映画の元になった本があることを知りました。
帰り道歩いていたら、たまたま広告を見かけたのです。

映画がとても良かったのでさらに深掘りしたいなと思い映画を観た帰りに本を買いました。

五十嵐大さんの「コーダ」の僕が見る世界

映画と本を読んで知らなかったことをたくさん知れました。それに気付けただけでも映画を観て本を読んで良かったと思います。

「コーダ」という言葉は知っていました。以前映画で観た『コーダ あいのうた』でその世界に初めて触れました。この映画は本当にたくさんの人に観て欲しいと思うような映画です。

CODAである主人公の葛藤を、賑やかな家族と共に笑いと涙で包まれ温かいので、とても印象に残った作品となりました。

映画「CODA」で少し世界を垣間見れたものの、そこには知らない世界がまだまだありました。

今回の映画のタイトルの通りコーダの方は二つの世界を生きているのだということを改めて知りました。どちらにも属していないという孤独を感じることがあると言っていました。
ほとんどのことが経験していない者には当事者の気持ちを理解すると言うのは難しいことだと思います。

でも、知ることはできる。

生まれ育った環境は千差万別。自分の価値観で “ふつう” という言葉を使いがちだけど、自分のふつうは人には当てはまらないということを私も忘れたくないと改めて思います。それを人に押し付けては行けないな、と。

いつもこういう時、私には何ができるだろうかと考えるけど、大きな答えは出ない。でも、知り続けること、考え続けること、人に伝え続けることが、微力ながらも、できることかなと思うので、本も読んで良かったと思いました。

それにしても、お母さん役の忍足亜希子さんがとても美しかったです🤍

五十嵐大 | TOKYO FORWARD 2025
9月20日公開の映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。 その原作となったのが、五十嵐が自身の半生を綴ったエッセイだ。 きこえない親を持つコーダの青年は、 何に苦しみ、何を抱え、何を見出していたのか。 そして今、ふたつの世