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『ままならないから私とあなた』朝井リョウ すごい話だった

”ままならないから私とあなた” 朝井リョウさんの作品で一番読んで良かったと感じた。現実的に論理的に要領良く生きることを重視する人と、道徳を大切に”無駄”な時間すらも人間味あふれる素敵な時間と感じる人の、対局の思考の二人が絡み合うのがヒリヒリする。
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『人間の未来 AIの未来』羽生善治 山中伸弥

豚の体で人間の膵臓を作る実験をした話が印象に残りました。人間の医学の発展のための研究費を集めるために、山中伸弥先生が自らマラソンを走って研究の資金集めをしているという話も印象的でした。お二人の会話は嫌味がなく、難しい話もすんなり入ってきやすいです。
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『私は、女になりたい』窪美澄 やはりいい!

一冊読んだだけで、窪美澄さんの本は好きだなとわかる。今回の本もやはり良かった。窪美澄さんの文体はとてもストレートに頭と心に入ってくる。尖った先端でグサっと刺さるのではなく、丸み帯びた先端でドンと突かれ、身体中に響き渡る振動がある。生きていると感じられる。
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『漫才過剰考察』高比良くるま(令和ロマン)面白い。もっと知りたい。

令和ロマンの高比良くるまさんの本『漫才過剰考察』ものすごい本です。漫才についてと、くるまさんの頭の中が少し知れた部分と、深すぎてよりわからなくなったと感じる部分があります!オタクという言葉も合わないくらい超越している感じが素晴らしいです。
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『夢みるかかとにご飯つぶ』清繭子 今一番かも

清繭子さんの『夢みるかかとにご飯つぶ』は今までで一番心に刺さったエッセイかもしれません。共感できすぎてびっくりしました。ダメな自分もふわっと包み込んで温めてくれて、温まったらそっと背中を押してくれる感じ。また明日も頑張れる素敵なエッセイでした。
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日本にたくさんあるインドカレー屋の不思議

どこを歩いてても、そこらじゅうにインドカレー屋さんがあるなと思っていました。体感歯医者さんの次くらいに多い気がします。確かに、安くて美味しくてナンが食べ放題でお腹いっぱい食べれて、異国の雰囲気が楽しくて気軽に入りやすい。その謎が書いてある本を読みました。
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最高のオバハン続編 ルッキズムとか一体!?

ルッキズムやら多様性やらコンプライアンスやら、いろんなところで言葉を選びすぎなくてはいけない時代と感じているのですが、ハルコさんは真逆。言葉を選ぶ優しい世の中になっているなとは、あまり感じられないのが正直なところ。むしろ逆方向に進んでいる危機感を感じます。
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最高のオバハンになりたい!

林真理子さんの『最高のオバハン』がめちゃめちゃ面白かった。主人公の中嶋ハルコさんにハマってしまった。実物いたら絶対会いにいく!!こんなオバハンいたらいいなと思うし、自分もそうなりたいと思う。2もあるみたいだし、ドラマも観よう。
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『杉森くんを殺すには』長谷川まりる 大人にも人気の児童書

読書家インフルエンサーの方達が、お勧めしていたので、気になって読んでみました。大人になって児童書を読んだの初めてかも。子供の本にしてはタイトルが過激!どんな内容なのかめちゃ気になりません!?子供の本で殺人とかなかなかないので、どういうことか...
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『人生を変えたコント』せいや(霜降り明星)本当に笑って泣いて感動した

私がめちゃ気になっていた本、霜降り明星のせいやさんの『人生を変えたコント』を友人からプレゼントしてもらいました。人気者のイメージのせいやさんがこんな壮絶な経験していたとは、驚きと共に、一緒に辛くなります。そして、イシカワの行動に感動し心震えました。
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『傲慢と善良』辻村美月 2024年の一番人気!

2024年人気の文庫本は、辻村美月さんの『傲慢と善良』ではないでしょうか。どの本屋さんでも前の方に大量に売っている印象でした。面白いこと間違いなし!と思ってとってありましたが、2025年最初に読んだ本になりました。この題名について何度も考えさせられました。
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小川糸さんの『小鳥とリムジン』良すぎた・・!

今回の『小鳥とリムジン』は心に深く刻まれるような作品でした。とても良かったです。辛いシーンが多く、心が傷つきましたが、リムジンとの出会いで光が見えてくるシーンに小鳥と一緒にとても救われました。愛がこんなにも傷を癒す力があるんだ。
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森沢明夫さんの新刊『桜が散っても』のサイン会へ

森沢明夫さんのサイン会が読書のすすめさんで行われていたので、それを知り行ってきました。森沢明夫さんのことは、「虹の岬の喫茶店」で知り、とても好きだったのですぐに行こうと思いました。この本を買いた方は絶対にいい人!と勝手に思っていたので直接ご対面できて嬉しかったです。
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『婚活マエストロ』宮島未奈 こっちの方が・・

マイノリティーなのは承知だけど、私はこっちの方が好きかもしれない!と思いながら読みました。成瀬はもちろん人気でみんな好きなのはわかるけど、こちらも負けていませんよ!成瀬ファンが多すぎて、辛口コメントも出てきてしまう始末・・。成瀬恐るべしです。
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📘『青の炎』貴志祐介 最後が・・・。

最後はやっぱり・・・。その選択肢はなくしてほしかった・・。「悪の教典」で有名な貴志祐介さんの本を初めて読みましたが、とても好きな雰囲気の本でした。25年前くらいに出された本みたいですが、全く色褪せていなかった。むしろ新鮮に感じながら読みました。